中国/北京で食べるべき名物は、何といっても北京ダック。
北京では、街中のいたるところ、空港などでも、食べる事ができまる料理ですが、
本物を食べたいなら、このお店、

全聚徳(ゼンシュトク)が、オススメです!!

全聚徳(ゼンシュトク)の創業は1864年です。なので160年以上の歴史を持つ老舗中の老舗!!本店は、前門大街(ゼンモンダイカイ)にある前門店ですが、北京市内には、複数お店を展開しています。
オススメは、王府井店(ワンフーチン店)!!
駅から近く、かつ巨大なお店なので、時間の無い弾丸旅行の際でも、効率的に本物の北京ダックを食べる事ができます。
全聚徳王府井店の場所
全聚徳王府井店の場所は、

地下鉄「王府井駅」から、徒歩3分(約200m)くらいの所にあります。

王府井駅に着いたら、「E3」出口を目指しましょう。

地上に出ると、すぐに見える、時計台の方に歩いていきます。

一つ目の角に、全聚徳(ゼンシュトク)の看板があります。看板には、「右に曲がった所、50m先にお店はあります」と書かれています。

看板地点から、右を見ると、お店が見えます。

全聚徳王府井店(ゼンシュウトクワンフーチン店)に到着!!

お店に入ったら、エレベーターに乗ります。

このビル一棟、全てが全聚徳です。「3階」に向かいます。

3階でエレベーターを降りると、客席の入り口に係員がいますので、人数を伝えましょう。席に案内してくれます。
全聚徳王府井店の営業時間
全聚徳王府井店の営業時間は、

平日 | 11:00〜21:00 |
土日 | 11:00〜21:00 |
11時のOPEN直後くらいに訪問しましたが、並ばずにお店に入る事ができました。
ランチ、ディナー共に、ピーク時間は、長蛇の列になります。並ぶ覚悟が必要ですが、王府井店は、巨大なお店なので、行列があっても、他のお店よりも割とすんなりお店に入る事ができます。
全聚徳王府井店の店内
全聚徳王府井店の店内は、

宴会場のように、テーブル席が並んでいます。一人で食べている人も、チラホラいました。ひとりごはんにも、オススメなお店です。とても繁盛しているお店ですが、相席になることは、ありませんでした。
一人の店員が、4〜6テーブルくらいを担当しています。店員は、大学生くらいのアルバイトでしょうか?言葉の壁があるのですが、注文の仕方や料理内容を自身のスマホで翻訳しながら、説明してくれました。とても親切に接客してくれます。
全聚徳王府井店での注文方法
全聚徳王府井店での注文方法は、

各テーブルにあるメニューブックから料理を選んで、店員に注文します。
会計は、食後で、テーブル会計です。支払いは、スマホアプリ「Alipay(アリペイ)」で行いました。スマホで、アリペイのQRコードを表示させると、店員がハンディ端末でQRコードを読み取り、支払い完了です。
全聚徳王府井店のメニュー
全聚徳王府井店のメニューブックは、

ゴージャス!!

そして、分厚い図鑑のようです。読破するのが大変です。

メニューブックには、日本語表記はありませんが、写真付きで、英語表記もあるので、何となく料理が理解できます。

美術品の様な料理ばかりですが、意外にもリーズナブルな値段なので、安心です。アルコール類もあります。表示価格には、サービス料が含まれていますので、単純に足し算すれば、支払総額となります。
全聚徳王府井店のオススメメニュー
全聚徳王府井店のオススメメニューを紹介します。全聚徳は、北京ダックの専門店なので、

何も注文していなくても、テーブルには、北京ダックを食べるときに使用する食器が配置されています。水が入った器がありますが、フィンガーボールでは無いので注意!!クレープ状の薄荷餅(北京ダックを包む生地)を蒸す為の水と器です。
全聚德精品烤鸭(北京ダック)

北京ダック(半羽/ハーフサイズ)
138元(約2,972円)
ハーフサイズなら、男女問わず、1人でも食べ切れる量です。意外にもリーズナブルな価格ですが、残念ながら、以下2つが、別料金です。北京ダックを食べるには、必須です。必ず一緒に注文してください。
荷叶饼(ヤービン)

ヤービン
16元(約345円)
北京ダックを巻く小麦粉でつくった薄い皮です。テーブルの上で、蒸してくれます。
七味时令小料

七味时令小料
6元(約129円)
北京ダックにかける甘いソース(テンメンジャン)や、砂糖、きゅうり、ネギなどの薬味のセットです。
全聚德精品烤鸭(北京ダック)を詳しく解説

待つこと、20〜30分。北京ダックが、カートに乗って運ばれて来ました。何と!!目の前で切ってくれます。

まず、一番美味しいとされる胸の皮が、テイスティングワインの様に、少量、運ばれてきます。

これは、砂糖につけて、食べるとの説明を受けます。経験にない鶏肉の食べ方ですが、鶏の旨味が、増強されて最高!!
とてもとてもジューシーな脂!!中トロの様に、口の中で、サラリと溶けていきます。

一切れに感動していると、半羽が全てカットされて、運ばれてきました。

北京ダックにテンメンジャンをつけて、ヤービンの上に乗せます。北京ダックは、とてもジューシーなので、ネギなどの薬味が大事なアクセント。ヤービンを巻いて食べると、初めに生地の香り、野菜のシャキシャキ感、テンメンジャンの甘味、鶏の旨みの順で、口の中が満たされていきます。

北京ダックを食べすすめていくと、だんだん鶏の脂がキツくなってきますが、各テーブルには、レモンが入った白湯が用意されているので、味覚をリフレッシュしてくれます。

北京ダックを食べ終わった頃に、スープが運ばれてきました。

北京ダックで炊いた鶏白湯スープです。冬瓜が入っています。北京ダックの脂は、ジューシーですが、サラサラしているので、くどくなく、とても上品なスープです。
老北京炸酱面(ジャージャー麺)

ジャージャー麺
28元(約561円)
北京料理の名物、ジャージャー麺です。とてもリーズナブルな価格なので、ぜひ、注文してみてください。すぐに、運ばれてきます。北京ダックが焼けるまでの間に食べられるオススメ料理です。

色鮮やか!!
麺は、日本のうどんの様な味わいです。一人前のボリュームですが、サラダうどんの様な料理なので、重くなく、北京ダックが食べられなくなる心配はいりません。
油淋罗马生菜(ロメインレタス炒め)

ロメインレタス炒め
52元(約1,042円)
ロメインレタス炒めです。薄味なので、繊細な北京ダックと相性抜群です。2人前くらいのボリュームがあります。海外旅行中は、野菜不足になりがちですので、オススメです!!
最後に
全聚徳王府井店に行くなら、ランチ帯がオススメです。
ランチ帯、ディナー帯で、メニューや価格設定に違いはありませんが、

ディナー帯に訪問すると、楽しみにしていたスープが提供されませんでした。
それに、ランチ帯の方が、学生アルバイトの店員!?ばかりなので、機敏で、気遣いもあり、居心地の良い空間です。ディナー帯は、店員同士で、おしゃべりにふける、気遣いを忘れた残念な熟練パートがたくさん居ました。
※この記事内の情報(商品内容、商品価格)は、2024年7月時点のものとなります。
-
【韓国/永登浦駅近ホテル】フェアフィールド バイ マリオット ソウル、どこに行くにも便利です!!
-
【北京/亮馬橋駅近グルメ】北京で気軽に入れる水餃子の専門チェーン店「喜家徳」朝ごはんにオススメです!!
Wrote this articleこの記事を書いた人
シノダ
外食企業でメニューを作る仕事に関わっています。日々、色々な食材に出会い、試食を繰り返す毎日です。「シノダの森ブログ」では、国内外問わず、コスパの良かった飲食店やホテルを中心に紹介しています。