2021年3月、
朝食が、ビーフステーキで、有名な
「ホテルWBFグランデ博多」に宿泊しました。
かなり、変化球な朝食を提供しているホテルです。
1万円以下の宿泊料金で泊まれるホテルですが、
実際、どんなレベルの朝食なのか、紹介します。
ホテルWBFグランデ博多の朝食
結論としては、
これまで宿泊したホテル、
海外のホテルも含めて、
コスパNo.1の朝食でした。
おすすめポイント!!
◎ 希少部位を使ったステーキが食べ放題!!
◎ ニューヨークスタイルのサラダが美味しすぎ!!
◎ 話題のグルメ、マリトツッオが食べられる!!
平日に2泊しましたが、
期間限定35%offセールだった事もあり、
宿泊税と消費税を加えても、12,180円でした。
一泊あたりは、6,090円となります。
※公式サイトで予約
客室の紹介記事はコチラ
ビュッフェ形式の朝食です。
なので、全ての料理が、食べ放題です。
朝食時間
■AM7:00〜AM10:00まで(最終入場9:30)
チェックイン時に、3つの時間枠から、朝食時間を選択します。
朝食会場が、混雑しないようにする為の仕組みです。
・7:00〜7:30に入場
・8:00〜8:30に入場
・9:00〜9:30に入場
フロント係の人に、どの時間が空いていますか?と聞くと、
9:00〜9:30枠を、勧められました。
この時期枠は、
実際、混雑する事もなく、自由に席を選べ、隣の席を空けて
座ることができました。
会場
会場は、ホテル2階になります。
会場は、カフェスタイルで、席間の間隔が
広くとられた座席配置です。
窓側には、1名席も多数ありました。
一人旅でも、つい長居してしまう、
居心地の良い空間です。
品揃え
朝食会場に入る前から、
良い香りが、してきます。期待大!!
入り口で、手指のアルコール消毒を行います。
ビニール手袋を着けて、会場に入ります。
①バーベキューコーナー
繰り返しますが、
このホテル、朝食で、ビーフステーキが食べられます!!
ビーフステーキが食べられるのは、
全国各地に展開するWBFホテルの中でも、
博多だけ、との事です。
ビーフステーキ(牛のサガリステーキ)は、
オーダーすると一枚一枚焼いてくれます。
希少部位、牛のサガリステーキ!!
サガリステーキとは?
サガリとは牛肉の部位の名称です。
肋骨付近の内蔵肉で、希少部位の為、牛一頭から1kgほどしかとれません。
脂身は少ないのに、肉質は柔らかく、甘みがあるので、味わいがあります。
・牛のサガリステーキ
・イベリコ豚のスペアリブグリル
・タンドリーチキン
・グリルソーセージ
・サバの香草焼き
牛のサガリステーキは、レアな焼き加減です。
食べ放題のステーキなので、期待していなかったのですが、
ビックリ!!!
牛肉の旨味、コク、甘み、しっとり感、柔らかさ、ジューシー感、
ちょっと高価なレストランで食べたステーキと同じ味です。
街の飲食店では、サガリステーキが、いくらで提供されているのか、
調べてみました。
某ステーキチェーン店では、1,500円程度の提供価格です。
それが、食べ放題!!
もちろん、おかわりしました!!
二回目は、
ごはんの上に、ステーキをのせてもらいました。
ステーキ丼、完成!!!
おすすめの食べ方です。
ステーキソースは、
醤油ベースで玉ねぎが沢山入ったソースなので、
ごはんに良く合います。
美味!!
②サラダコーナー
普通のサラダバーの様に見えますが…
ニューヨークで今話題のチョップドサラダを食べる事ができます。
サラダ専門店と同じ、チョップドサラダが!!
最近、街では、
サラダ専門店なるものを見かける様になりましたが、
専門店で提供されているサラダと同じものが、
朝食に取り入れられています。
ます、好きな野菜をボウルに入れます。
ボウルを、コックさんに渡すと、
目の前で、イタリアの包丁(メッツァルーナ)で、細かく刻んでくれます。
チョップドサラダの完成です。
※チョップする=たたく様に切る
刻んでもらったサラダ
チョップドサラダなるものを、初めて食べましたが、
美味しい!!!
色々な野菜が、細かく刻まれ、ミックスされている為、
一口で、何種類もの
野菜の甘み、苦み、酸味が、
口いっぱいに広がります。
細かく刻まれている事で、ドレッシングとの一体感も、
普通のサラダより、格段にアップしています。
ダイス状に刻まれたサラダ一粒一粒が、
ドレッシングでコーティングされているので、
ドレッシングが、かかっていない所がなく、
野菜特有の青臭みを感じず、野菜の美味しさのみ伝わってきます。
何杯でも食べたくなるサラダに出会いました。
③パンコーナー
たくさんの種類のパンが並んでいます。
おすすめは、マリトッツオとフレンチトーストです。
今話題のマリトッツオが朝食で!!
マリトッツオとは?
イタリア・ローマの伝統的なパン菓子で、
ロマンチックなストーリーがあり、
マリト(イタリア語で夫の意味)が愛する妻の為に、
買いに走ったとパンと言われています。
たっぷりの生クリームをブリオッシュ生地で
挟んだ素朴でシンプルなパンです。
チョップドサラダに続き、
最近、テレビでよく紹介されている
マリトッツオなるものも、初めて食べましたが、
話題になる理由、わかります。
豪快に、サンドされた生クリームの見た目どおり、
フレッシュな乳の香りが口いっぱいに広がります。
やや固めのパンに、生クリームを挟んだだけの
素朴でシンプルな料理ですが、
あった様で、無かった、新しさを感じます。
おしゃれなカフェにいる様な気分!!
フレンチトースト
このフレンチトースト、おすすめです。
中心まで、たっぷりとバニラ香る卵液が浸み込んでいるので、
しっ〜とり、なめらかで、フワフワな食感です。
これは、もうデザート!!
タンドリーチキンが入ったパニーニも、、おすすめです。
温かかく、出来立てで、
チーズたっぷり、具材たっぷり、ボリューミーです。
④ごはん・スープコーナー
・白飯
・ココナッツカレー
・四季野菜とベーコンのクリームスープ
本場のタイカレーと同じく、
タイのカレーペーストとココナッツミルクを使い、
現地の味を再現する一方、
アレンジとして、インド料理の代表タンドリーチキンを入れています。
タイとインドの食文化が、マリアージュされた料理です。
⑤デザートコーナー
・苺のパンナコッタ
・黄身だけのプリン
絹のような、滑らかさはデパ地下に売っているような品質です。
黄身だけを使っているから、当然、濃〜い!!
苺のパンナコッタも、美味。
プリンと同じく、手作り感のあるデザートです。
家庭的なおもてなしを感じるデザート!!
最後に
街でよく見かける食べ放題は、
価格相応で、
肉は、硬かったり、パサパサしてたり、
カレーは、具材感がなかったり、レトルトカレーと同じ味だったり、
デザートは、安っぽいケーキで、美味しそうなものが無かったり、
食べ放題って、安かろう悪かろうのイメージです。
でも、このホテルの朝食は、
食べ放題ですが、全然、違います!!
感動的!!
ステーキは、うわさ以上の価値があり、
チョップドサラダや、マリトッツオの様な、
旬なグルメも、食べられます。
どの料理も、専門店や、デパ地下で食べられる品質と、
同等以上の本格的なレベルです。
コスパ最強!
ビジネスホテルの宿泊料金で、なぜ、こんな朝食が
提供できるのでしょうか?
不思議なホテルです。
部屋には、露天風呂まで付いてるし・・・
Wrote this articleこの記事を書いた人
シノダ
外食企業でメニューを作る仕事に関わっています。日々、色々な食材に出会い、試食を繰り返す毎日です。「シノダの森ブログ」では、国内外問わず、コスパの良かった飲食店やホテルを中心に紹介しています。