小籠包発祥の街、上海で小籠包を食べるなら、
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店が、オススメです!!
創業は1900年で100年以上の歴史を持つ小籠包専門店です。
エリザベス女王や、クリントン元大統領など、世界のV.I.P.も訪れた格式のあるお店ですが、どのメニューもリーズナブル!!
小籠包発祥の街の老舗小籠包専門店、南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店を紹介します。
南翔饅頭店(本店)の場所
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店の場所は、
中国/上海を代表する観光スポット、豫園(よえん)にあります。ここは、日本で言えば、浅草雷門的な場所でしょうか?
豫園(よえん)は明の時代に造られた庭園です。タイムスリップした様な世界に引き込まれます。
南翔饅頭店(本店)の営業時間
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店の営業時間は、
平日 | 8:00〜21:30 |
土日 | 8:00〜21:30 |
朝8時から営業しているので、朝食利用にオススメなお店です。
10時くらいに訪問しましたが、並ばずにお店に入る事ができました。
ランチ時間は、長蛇の列になりますので、覚悟が必要です。
ランチ時間でも、テイクアウトコーナーは、行列がありませんでした。
南翔饅頭店(本店)の店内
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店は、
3階建です。1階がテイクアウト専門で、2〜3階が、店内飲食フロアとなっています。
創業100年以上のお店ですが、
2018年にリニューアルOPENしたばかりなので、店内は、ピカピカで、衛生的です。
明代の庭園を眺めながら、食事をする事ができます。
南翔饅頭店(本店)での注文方法
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店での注文方法は、
着席し、各テーブルにあるmenu ブックから料理を選び、店員を呼び、注文します。
注文後、すぐに店員が、会計伝票を持ってテーブルに戻ってきます。先にお会計が必要です。
支払いは、スマホアプリ「Alipay(アリペイ)」で行いました。スマホで、アリペイのQRコードを表示させると、店員がQRコードを読み取り、支払い完了です。
テーブル会計が終わると、
白湯が運ばれてきました。無料です。
南翔饅頭店(本店)のメニュー
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店のメニューは、写真付きメニューなので、言語が分からなくても、指差し注文ができます。
小籠包のページから始まり、一品料理のページに続きます。
小籠包以外にも、様々な上海を代表する名物料理が並んでいます。
ドリンクメニューには、酒類は、ありません。
どれも美味しそうなメニューなので、悩んでしまいますが、
まずは、赤い印が付いたオススメメニューが無難でしょう。小籠包の中から、一品を選び、
一品料理の中から、一品を選び、
スープの中から、一品を選ぶのが、スタンダードな注文の仕方です。
南翔饅頭店(本店)のオススメメニュー
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店のオススメメニューを紹介します。
看板メニューの小籠包だけでも、9種類もあります。迷いに迷ってしまいますが、このお店の定番料理を紹介します。
虾仁鲜肉小笼馒头
虾仁鲜肉小笼馒头
48元(約1,013円)
虾仁鲜肉小笼馒头は、海老と豚肉の小籠包です。
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店の小籠包は、スープの脂分が少なめ、それと、全体的には、薄味な設計です。
薄味なので、一口食べると、せいろの竹の香りを感じます。その後、豚肉の旨味が、くっきりと伝わってきます。
とにかく、餡の豚肉が美味しい!!
台湾の有名店「鼎泰豐(ディンタイフォン)」の小籠包比較すると、皮は厚く、スープにジューシーさも感じません。
なのに、旨い!!
例えるなら、昭和のラーメンといった所でしょうか?歴史と素材力で勝負する小籠包です。
糖醋小排
糖醋小排
42元(約886円)
糖醋小排とは、スペアリブの甘酢煮です。代表的な上海料理なので、ぜひ、ご賞味を!!
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)本店の糖醋小排は、やや豚肉に獣臭さを感じますが、
絶妙な糖酸バランスのソースが、箸を止まらなくさせます。
南翔驚园于贝
南翔驚园于贝
38元(約802円)
ほのかな旨みを感じるあっさりスープです。具材は、錦糸卵だけ。
このスープに
添えられている干し貝柱を加えると、味が、激変!!
グルタミン酸とイノシン酸の旨味成分が加わり、やさしい味の海鮮スープに昇格します。
最後に
南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)は、いまや、アジア各国や日本の主要都市にも出店していますが、上海を旅するなら、ぜひ、本店を訪れてみてください。
明代の美しい世界に引き込まれながら、歴史を感じる小籠包を堪能する事ができます。
店員は皆、ニトリル手袋をして、衛生的に料理を運んできます。日本語を話せる店員もいます。
料理提供時には、「你好(こんにちは)」という一言があり、ホスピタリティ精神あふれる接客です。
大混雑する名店ですが、相席にもなりませんでした。
「美食×美空間×おもてなし」の相乗効果が体験ができます。
※この記事内の商品内容および価格は、
2024年1月時点の情報です。
Wrote this articleこの記事を書いた人
シノダ
外食企業でメニューを作る仕事に関わっています。日々、色々な食材に出会い、試食を繰り返す毎日です。「シノダの森ブログ」では、国内外問わず、コスパの良かった飲食店やホテルを中心に紹介しています。