中国/上海にある行列ができない?鼎泰豐(ディンタイフォン)を紹介します。
鼎泰豐 新天地店
鼎泰豐(ディンタイフォン)は台湾の名店です。数々のメディアで取り上げられ、観光地化した行列のたえないお店です。高度な技術を持つ点心師がつくる小籠包は、美味しさもさることながら、もはや芸術品の領域!!
台湾を旅行するなら、必ず訪問すべきお店ですが、ここは、中国/上海!!小籠包発祥の街です。さすが鼎泰豐でも、現地の人から見れば、言わば逆輸入商品です。デフォルメされた小籠包に見えるでしょう。
現地の人は、わざわざ小籠包まがいを食べるか!!
というような心理になるのしょうか?鼎泰豐 新天地店には、並ばずに入る事が出来ました。行列ができない?理由は、どこにあるのか検証しつつ、お店を紹介します。
鼎泰豐 新天地店(上海)の場所
鼎泰豐 新天地店は、
上海の新天地にあるショッピングモール「新天地時尚」の2階にあります。
エスカレーターで2街に上がると、
すぐ、目の前に鼎泰豐 新天地店が、現れました。
鼎泰豐 新天地店(上海)の営業時間
鼎泰豐 新天地店の営業時間は、
平 日 | 10:00〜22:00 |
土 日 | 10:00〜22:00 |
平日の20時くらいに訪問しましtが、お店はガラガラでした。
鼎泰豐 新天地店(上海)の店内
鼎泰豐 新天地店は、本場台湾の鼎泰豐と同様に
入り口に、オープキッチンがあって、
ゆったりとした広さのある客席があります。
鼎泰豐 新天地店(上海)での注文方法
鼎泰豐 新天地店では、テーブルで注文し、テーブルで会計します。
テーブルに着席すると、分厚いメニューブックがあります。
メニューブックは、写真付きで、しかも、日本語表記があります。
注文が決まったら、店員を呼びます。
すみませーん!!
日本語は、通じない様です。手を上げると、店員が、テーブルに来てくれます。中国語や英語が話せなくても、メニューブックで、食べたいメニューを指差し、注文完了!!
すぐに、店員が、席に戻ってきました。上海では、注文後すぐに、テーブル会計するのが、一般的です。
スマホアプリ「Alipay(アリペイ)」で支払いができました。Alipay(アリペイ)は2023年7月より、日本で発行されたクレジットカードと紐づける事が出来る様になりました。
店員にAlipay(アリペイ)のQRコードを提示すると、店員が、読み取り機でスキャンし、支払い完了です。
支払いが終わると、白湯が運ばれてきました。無料です。
次に、千切り生姜と醤油とお酢が、運ばれてきました。台湾の鼎泰豐では、店員が醤油とお酢の割合を説明してくれましたが、鼎泰豐 新天地店では、説明がありませんでした。
鼎泰豐 新天地店(上海)のメニュー
鼎泰豐 新天地店のメニュー数には、圧巻です。
品揃えは、本場台湾の鼎泰豐、以上!!
鼎泰豐 新天地店(上海)のおすすめメニュー
鼎泰豐 新天地店のおすすめメニューを紹介します。
色々なメニューがあって、迷いに迷ってしまいますが、鼎泰豐に来たなら、まずは王道3品を注文してください。
特色小笼包
特色小笼包 46元(約961円)
特色小笼包は、スタンダードな豚肉の小籠包です。台湾の鼎泰豐では、同く5個で約563円だったので、上海では1.7倍の価格となります。
上海の鼎泰豐も、本場台湾の鼎泰豐同様、高い技術力が詰まった小籠包は、美しい!!
上海の鼎泰豐でも、本場台湾の鼎泰豐と、美味しさは全く一緒です!!
ガラガラなお店なので、ひょっとして、美味しくない鼎泰豐かと不安でしたが、心配無用でした。本場台湾の鼎泰豐とどこが違うの?という小籠包でした。
生地は極限まで薄いのに、もっちりとした存在感が何日経っても記憶に残るくらいです。餡とスープが丁寧に包み込まれているので、食べるのが勿体なくなる美しさ!!
虾仁蛋炒饭
虾仁蛋炒饭 85元(約1,777円)
虾仁蛋炒饭は、エビ炒飯です。台湾の鼎泰豐では、約1,215円だったので、上海では、1.5倍の価格となります。炒飯も、美味しさは、本場台湾の鼎泰豐と全くイコール!!
玉子の香り、ご飯のパラパラ感、ごはんに残った水分量が絶妙な恐るべき炒飯です。エビ炒飯は、小籠包と並び鼎泰豐の看板メニューです。
元盅鮮鸡汤
元盅鮮鸡汤 70元(約1,463円)
元盅鮮鸡汤は、鶏肉蒸しスープ(塩味)です。です。台湾の鼎泰豐では、約1,035円だったので、上海では、1.4倍の価格となります。鶏肉蒸しスープ(塩味)も、美味しさは、本場台湾の鼎泰豐と全くイコール!!
鶏の旨みが凝縮されたスープ
持ち上げると、崩れてしまうくらいトロトロに煮込まれた鶏肉がギッシリ入っているので、スープというよりも、肉料理ではないでしょうか?
最後に
中国/上海にある鼎泰豐 新天地店は、行列が出来ない?鼎泰豐ですが、本場、台湾の鼎泰豐と同じ美味しさの料理が食べられます。お店は繁盛していない印象ですが、材料×技術力は、全く遜色ありません。
ただ、値段が高いのがデメリット!!
台湾の鼎泰豐と比較して、どのメニューも1.5倍くらいの値段です。行列が出来ない?理由、ここにあるのではないでしょうか?それと、本場台湾の鼎泰豐を完全再現しているので、上海の味漬けではありません。現地の人にとっては、慣れない味かも知れません。
鼎泰豐は1時間以上、並ぶのが当たり前のお店です。並ぶ労力を考えると、高めな売価設定でも良しとしましょう。行列が出来ない?鼎泰豐 新天地店、
隠れ家的な穴場「鼎泰豐(ディンタイフォン)」としてオススメです!!
※この記事内の商品内容および価格は、
2024年1月時点の情報です。
Wrote this articleこの記事を書いた人
シノダ
外食企業でメニューを作る仕事に関わっています。日々、色々な食材に出会い、試食を繰り返す毎日です。「シノダの森ブログ」では、国内外問わず、コスパの良かった飲食店やホテルを中心に紹介しています。