台湾と言えば小籠包、小籠包と言えば、「鼎泰豊(ディンタイフォン)」ですが、そこで、トップ点心師だった陳兄弟が独立開業したお店を紹介します。
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京鼎樓(JIN DIN RYU / ジンディンロウ)
オススメする理由は、行列ができない!?お店という事!!土曜日の開店11時に、訪問しましたが、行列はなく、すんなりお店に入る事ができました。対して、鼎泰豊(ディンタイフォン)は、いつも開店前から大行列です。忙しく時間の限られた週末弾丸旅行の際には、おすすめなお店です!!
京鼎樓(ジンディンロウ)の場所
京鼎樓(ジンディンロウ)は、台北MRT(地下鉄)の中山駅から、徒歩12分(800m)のところにあります。スマホアプリ「Googleマップ」が、正確にお店までナビゲーションしてくれます。
京鼎樓(ジンディンロウ)の営業時間
京鼎樓(ジンディンロウ)の営業時間は、
火〜金 | 11:00〜14:30 17:00〜22:00 |
土日祝 | 11:00〜14:30 17:00〜22:00 |
定休日 | 月曜日 |
台湾(台北)は、月曜日を定休日とする飲食店が多いです。
京鼎樓(ジンディンロウ)の店内
お店の入り口には、
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サンプルケースがありました。食べたいものを、決めてから、店内に入ると、
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点心師たちが、オープンキッチンで小籠包を作っている光景を見ることができます。
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日本語が話せる店員がいて、お店に入るとすぐに2階席に案内してくれました。客席は、広々しています。ひとりごはんでも、相席にならず、食事をすることができます。
京鼎樓(ジンディンロウ)での注文方法
京鼎樓(ジンディンロウ)での注文方法は、オーダーシート式です。
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各テーブルには、メニューブックと、オーダーシートが、用意されています。メニューを選んでいると、
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お茶が、運ばれてきました。お茶は、無料です。お茶を飲みながら、食べたいメニューをゆっくり選びます。
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オーダーシートに注文数を書き込んでいきます。記入後、店員に渡せば、注文完了です。会計は、食後に1階のレジで行います。
京鼎樓(ジンディンロウ)のメニュー
京鼎樓(ジンディンロウ)のメニューは、
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写真付きで、しかも日本語表記があります。
分かりやすく、日本人に親切!!
京鼎樓(ジンディンロウ)のおすすめメニュー
京鼎樓(ジンディンロウ)のおすすめメニューを紹介します。本家、鼎泰豊(ディンタイフォン)には無い京鼎樓(ジンディンロウ)オリジナルメニューも沢山あります。鼎泰豊(ディンタイフォン)を体験できるメニューとオリジナルメニューを組み合わせて注文してみては、いかがでしょうか?
小籠包(ショウロンポウ)
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小籠包(小) 140台湾ドル(約649円)
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鼎泰豊(ディンタイフォン)を体験できるメニューです。京鼎樓(ジンディンロウ)の小籠包は、本家、鼎泰豊(ディンタイフォン)同様、皮が極限まで薄く、絶品スープが、たっぷり入っているので、ふっくら丸みを帯びた型になっています。皮は、精巧に丁寧に織り込まれていてます。しっとりしていますが、本家、鼎泰豊(ディンタイフォン)の吸い付く様な、モチモチ感は、ありませんでした。
ただ、本家、鼎泰豊(ディンタイフォン)の傾向が、アレンジされる事なく、再現されているので、台湾点心の最高峰、ここにあり!!と、感銘を受ける小籠包です。
蝦仁蛋炒飯(エビ玉子チャーハン)
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蝦仁蛋炒飯(エビ玉子チャーハン) 230台湾ドル(約1,065円)
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鼎泰豊(ディンタイフォン)を体験できるメニューです。鼎泰豊(ディンタイフォン)のチャーハンよりも、パラパラ感が無く、しっとりしていますが、エビが、ゴロゴロと入っていて、具材感が、最高です!!エビの旨みが口いっぱいに広がります。ガツガツ食べてしまうチャーハンです。そして、なぜか?どこか懐かしさを感じるチャーハンです。
京鼎東坡肉(京鼎トンポーロウ)
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京鼎東坡肉(京鼎トンポーロウ) 380台湾ドル(約1,760円)
醤油ベースのタレで、柔らかく三枚肉(豚バラ肉)が煮込まれています。見た目ほど、脂っぽさはなく、サラッと、食べられてしまうトンポーローです。八角の風味があります。
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鼎泰豊(ディンタイフォン)には無いメニューです。記憶に残る絶品料理です!!
最後に
京鼎樓(ジンディンロウ)と本家、鼎泰豊(ディンタイフォン)の違いが気になる方、多いのではないのでしょうか?簡単にに説明します。
京鼎樓(ジンディンロウ)と鼎泰豊(ディンタイフォン)の違い
京鼎樓(ジンディンロウ) | 鼎泰豊(ディンタイフォン) | |
素材力 | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ |
技術力 | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
接客力 | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
残念ながら、鼎泰豊(ディンタイフォン)の方が、美味しい!!鼎泰豊(ディンタイフォン)は、食材の風味、旨味、食感を極限まで引き出した料理のオンパレード!!一方、京鼎樓(ジンディンロウ)は、正確に、鼎泰豊(ディンタイフォン)の技術を継承しつつも、一歩、届いていない印象です。
ただ、味は、僅差!!
それに、京鼎樓(ジンディンロウ)には、鼎泰豊(ディンタイフォン)に無い魅力があります。そ鼎泰豊(ディンタイフォン)には無い、様々な一品料理があります。特に、京鼎東坡肉(京鼎トンポーロウ)は最高です!!
京鼎東坡肉(京鼎トンポーロウ)が、また食べたい!!
※この記事内の情報(商品内容、商品価格)は、2023年5月時点のものとなります。
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Wrote this articleこの記事を書いた人
シノダ
外食企業でメニューを作る仕事に関わっています。日々、色々な食材に出会い、試食を繰り返す毎日です。「シノダの森ブログ」では、国内外問わず、コスパの良かった飲食店やホテルを中心に紹介しています。